大会長のご挨拶

 このたび、第24回一般社団法人日本口腔顔面痛学会学術大会を2019年9月28日(土)、29日(日)の2日間、川崎市産業振興会館にて開催させて頂く事になりました。

 今大会では、改めて当学会員の先生方を中心に、口腔顔面痛専門医、基礎研究者、医科痛みセンター、歯内療法専門医、精神科といったさまざまな領域の先生方から最新の痛みについてご講演をいただき、基礎と臨床、歯科と医科、末梢と中枢、身体、精神、こころ、脳機能、リハビリテーションなどをキーワードにディスカッションが行えればと考えております。

 メインシンポジウム Ⅰ では「痛みのパラダイムシフト」と題し、痛みと脳機能について、第一線の先生方に講演をいただきます。メインシンポジウム Ⅱ では、「歯内療法の難治性疼痛をどうするか」として、歯内療法専門医と口腔顔面痛専門医、基礎研究者の立場から現在のエビデンスを講演していただきます。

 また、米国の口腔顔面痛を牽引するRutgers大学のGary.M.Heir教授に来日して頂き、特別講演を行っていただきます。学術大会前日の夕方にはPre-Conferenceとして、口腔顔面痛コースも開催する予定です。

 その他、アクティブな活動を行っている当学会の多くの委員会から、学会の活動報告と展望をディスカッションして頂くシンポジウム、若手会員に留学や研究の魅力について発表して頂くシンポジウム、特別講演、教育講演、リフレッシュセミナーなどさまざまな企画を予定しております。

 一般演題発表は、ポスター発表といたしますが、メイン会場で各1分間の口頭発表も行い、全ての演題を総覧して頂いた後に、展示会場にて質疑応答時間を設ける予定です。皆様からの多数の応募をお待ちしております。

 本大会は、5年ぶりの本学会単独開催となります。会期中は、口腔顔面痛一色で白熱した議論を交わせればと思いますが、ここ数年、共催を行ってきました日本顎関節学会との合同シンポジウムや、その他の関連学会との合同シンポジウムも予定しており、引き続き幅広い関連領域との交流も継続していきます。

 本年は、日本口腔顔面痛学会(JSOP)として10周年の節目にあたり、さらに2000年に開催された第1回研究会からはちょうど20回目の学術大会となります。さらなる口腔顔面痛の進化に向けて、熱い2日間が過ごせますようスタッフ一同、準備を進めてまいりますので、多数の皆様のご参加を頂きますようよろしくお願い申し上げます。




大会スタッフ

大会準備委員長: 臼田  頌(慶應義塾大学医学部歯科・口腔外科)
プログラムアドバイザー: 和嶋 浩一(慶應義塾大学医学部歯科・口腔外科)
協力委員: 西須 大徳(愛知医科大学痛みセンター)
大久保昌和(日本大学松戸歯学部)
井川 雅子(静岡市立清水病院)
池田 浩子(日野市立病院歯科口腔外科)
慶應義塾大学医学部歯科・口腔外科学教室医局員
川崎市立井田病院歯科口腔外科医員





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