日程表・プログラム


11月19日(金)

理事会 12:00〜14:00

評議員会 14:00〜15:00

指導医会 特別講演会 15:10〜16:00

「真のスペシャリストの在り方:日本の歯科医療における専門医を考える」
 座長:佐々木啓一(東北大学大学院 歯学研究科)
 講師:柳川 忠廣(公益社団法人日本歯科医師会 副会長)

指導医会 16:00〜17:00

「研修制度の歴史と展望」
 演者:佐久間泰司(大阪歯科大学歯学部 医療安全管理学/ペインクリニック)

「研修施設紹介」
 演者:小見山 道(日本大学松戸歯学部 クラウンブリッジ補綴学講座)


11月20日(土)〜11月21日(日)

特別講演

特別講演 「Nociplastic pain - 神経可塑性と痛みをつなぐ脳機構」

11月20日(土)11:20〜12:20(60分)

 座長:岩田 幸一(日本大学歯学部 生理学教室)
 演者:加藤 総夫(東京慈恵会医科大学、神経科学研究部/痛み脳科学センター)

〜ねらい〜
侵害受容性疼痛、神経障害性疼痛に並ぶ「第3の痛み」の機構、すなわち侵害刺激や組織障害が存在しないにもかかわらず生じる痛みの機構の存在がIASP(国際疼痛学会)によって提唱され、「nociplastic pain」と命名されました。痛み関連学会連合用語委員会委員長で「nociplastic pain」の日本語訳の責任者である演者に、その概念と痛みを生み出す脳機構について解説していただきます。


シンポジウム

シンポジウム1 「非器質的疼痛」

11月20日(土)9:10〜11:00(110分)

 座長:井川 雅子(静岡市立清水病院 口腔外科)
 座長:松香 芳三(徳島大学大学院 医歯薬学研究部 )


S1-1「特発性口腔顔面痛の解説と典型的症例」
 演者:野間  昇(日本大学歯学部 口腔診断学講座)

S1-2「精神疾患で生じる痛み」
 演者:山田 和男(東北医科薬科大学 精神科) 

S1-3「非身体器質的疼痛の概念とメカニズム、治療法(中枢機能障害性疼痛/認知性疼痛)」
 演者:住谷 昌彦(東京大学医学部附属病院 緩和ケア診療部/麻酔科・痛みセンター) 

〜ねらい〜
「特発性」とされる口腔顔面痛には、(口腔灼熱痛症候群)burning mouth sundrome、持続性特発性歯痛/顔面痛があります。これらは、神経障害性疼痛または中枢の痛み情報処理過程の変調で生じるとする説がありますが、いずれも心理社会的要因が関与することが知られています。そしてこれらの痛みは、活力低下や疲労感など、痛みとの関連が説明できない自律神経症状を伴うことがあり、精神疾患を併存するものも少なくありません。また反対に、精神疾患の身体症状として痛みが主訴となるものもあります。非器質的疼痛の概念と推定されるメカニズム、各科における代表的な疾患を、身体科と精神科の両方の立場から解説していただき、共通点や相違点、治療法についてディスカッションいたします。


シンポジウム2 「帯状疱疹」

11月20日(土)14:20〜16:00(100分)

 座長:坂本 英治(九州大学病院 口腔顔面痛外来 顎顔面口腔外科)
 座長:村岡  渡(川崎市立井田病院 歯科口腔外科)


S2-1「帯状疱疹診療 overview」
 演者:渡辺 大輔(愛知医科大学 皮膚科)

S2-2「Hunt症候群の診断と治療」
 演者:江崎 伸一(名古屋市立大学耳鼻咽喉科)

S2-3「歯科を受診する帯状疱疹患者」
 演者:椎葉 俊司(九州歯科大学歯学部歯学科 歯科麻酔学講座)

〜ねらい〜
三叉神経領域は帯状疱疹の好発部位であり、「急性の歯痛」と感じられることが多いため、患者は口腔顔面痛外来のみならず、一般歯科を受診することがあります。痛みが先行するため、病初期の診断は困難ですが、シンポジウムでは、この20年間に進歩した帯状疱疹の診断と治療法について、また後遺症や併存症としての顔面神経麻痺や病的共同運動について解説していただきます。


シンポジウム3 「歯の痛みー由来は歯髄、歯周、筋、神経」

11月20日(土)16:30〜18:00(90分)

 座長:和嶋 浩一(慶應義塾大学医学部 歯科・口腔外科教室)
 座長:福田 謙一(東京歯科大学 口腔健康科学講座 障害者歯科・口腔顔面痛
         研究室)


S3-1「三叉神経節ニューロン神経情報自己増幅と歯髄神経原性炎症の「謎」」
 演者:澁川 義幸(東京歯科大学 生理学講座)

S3-2「マイクロスコープとCBCTで解決できる歯の痛み、できない歯の痛み」
 演者:辻本 恭久(日本大学松戸歯学部付属病院 マイクロスコープ特診外来)

S3-3「抜髄後・抜歯後の異常痛を再考する」
 演者:福田 謙一(東京歯科大学 口腔健康科学講座 障害者歯科・口腔顔面痛研究室)

〜ねらい〜
日常臨床でよく診る知覚過敏にはじまり、切削、充填後の不快症状が生じている際には歯髄の中はどの様な変化が生じているのか、また、抜髄後の長引く打診過敏の原因は何か、抜髄後の出血で神経断端は守られているのか、刺激されているのかなど、歯痛に関わる臨床的疑問は数多くあります。非歯原性歯痛で最も多い筋・筋膜疼痛による歯痛のメカニズムはなにか、何故、周囲歯肉にallodyniaが生ずるのか、さらに、その歯を抜髄すると局所性に神経障害性疼痛のような症状が残ってしまうことがあるのはなぜでしょうか?日頃一般的に行われている治療の後に、歯髄、歯周組織、そして神経系でどのような変化が起こっているのか、その解決策はあるのか、まだエビデンスのある答えは少ないが、今後の口腔顔面痛の基礎的、臨床的研究で追求すべき課題としてディスカッションしていただきます。


シンポジウム4 「ストレスと口腔顔面痛」

11月21日(日)9:15〜11:10(115分)

 座長:篠田 雅路(日本大学歯学部 生理学講座) 


S4-1「コロナ禍による社会経済状況の悪化による口腔顔面痛の発症状況」
 演者:松山 祐輔(東京医科歯科大学 大学院医歯学総合研究科 国際健康推進医学分野)

S4-2「東日本大震災被災者の口腔顔面痛発症と関連要因の検討」
 演者:土谷 昌広(東北福祉大学健康科学部 保健看護学科)

S4-3「繰り返し寒冷ストレスによる 筋機械痛覚過敏の末梢性機構」
 演者:水村 和枝(名古屋大学大学院医学系研究科,日本大学歯学部 生理学講座)

S4-4「ストレス性痛覚過敏と下行性疼痛調節系の関与」
 演者:井辺 弘樹(和歌山県立医科大学医学部 生理学第一講座)

〜ねらい〜
東日本大震災や新型コロナウイルス感染症の蔓延などの災害によって、われわれは多くのストレスを受けます。ストレスと慢性痛は密接に関連していることはよく知られており、その詳細なメカニズムが徐々に解明されつつあります。本シンポジウムでは、災害ストレスと口腔顔面痛発症との関連について、最新の疫学研究と基礎研究の両面からアプローチします。そして、ストレスに起因した口腔顔面痛の治療について、臨床医と基礎研究者の間でディスカッションします。


教育セミナー

教育セミナー1 「痛みはどこで感じるか−痛みのパラダイムシフト」

11月20日(土)16:30〜17:30(60分)

 座長:金銅 英二(松本歯科大学 解剖学講座)


 演者:荻野 祐一(群馬大学医学部附属病院 麻酔・集中治療科)

〜ねらい〜
1990年代から急速に発達した脳機能画像研究により、中枢には痛覚受容に関与する「痛み関連脳領域(ペインマトリックス)」が存在することがわかりました。しかし、その後の研究でペインマトリックスは、痛みの「思考」や「感情」のみでも活動することがわかり、身体的な痛み刺激が加わらずとも慢性的な痛みの病態を発症する可能性、すなわち「非器質的疼痛」が発現することの裏付けとなりました。講演では、これらの痛みのパラダイムシフト(概念の転換)が生じた経過を、主な研究を紹介しながら解説します。


教育セミナー2 「痛みの心へのアプローチ」

11月21日(日)9:15〜10:15(60分)

 座長:玉置 勝司(神奈川歯科大学 総合歯学講座顎咬合機能回復分野)


E2-1「口腔顔面痛患者の認知特性 “薬物療法で改善する患者とそうでない患者”」
 演者:土井  充(広島大学 大学院医系科学研究科歯科麻酔学研究室)

E2-2「口腔顔面痛患者の心理特性 “付き合いやすい患者とそうでない患者”」
 演者:坂本 英治(九州大学病院 歯科麻酔科)

〜ねらい〜
心理社会的要因は、痛みの発症や感じ方に関与することは周知となっています。そのため、慢性痛の治療においては、適切な心理介入が伴わないと痛みや生活の質の改善が乏しいことも少なくありません。また、心理介入自体が困難な対人交流に問題を抱える患者も多く存在します。本シンポジウムでは、認知行動療法を主体とした慢性痛患者に対する心理介入法と、「治りにくい痛み」の背景にある心理的要因について解説いたします。


教育セミナー3 「口腔内特発性疼痛に併存しやすい精神疾患を知る(うつ病と不安症)」

11月21日(日)10:20〜11:10(50分)

 座長:伊藤 幹子(愛知学院大学歯学部 顎口腔外科学講座 リエゾン外来)
 座長:渡邊 友希(昭和大学歯学部 スペシャルニーズ口腔医学講座 顎関節症
          治療学部門)


 演者:山田 和男(東北医科薬科大学 精神科)

〜ねらい〜
「特発性口腔顔面痛」には、口腔灼熱痛症候群(burning mouth syndrome)、持続性特発性歯痛/顔面痛があり、これらの患者の3-4割はうつ病や不安症の既往を持つと報告されています。II軸を見逃さないためにも、これらの患者に併存しやすい精神疾患について、精神科医がその診断基準や特徴を解説いたします。


教育セミナー4 「Burning Mouth Syndromeのパラダイムシフト」

11月21日(日)12:50〜14:05(75分)

 座長:今村 佳樹(日本大学歯学部 口腔診断学講座)
 座長:山崎 陽子(東京医科歯科大学歯学部附属病院 ペインクリニック)


E4-1「イントロダクション、舌痛症、一次性二次性BMS、ICOPにおけるBMS」
 演者:岡田 明子(日本大学歯学部 口腔診断学講座ペインクリニック科)

E4-2「口腔粘膜に痛みを生じる疾患」
 演者:佐藤 一道(国際医療福祉大学医学部 歯科・口腔外科学)

E4-3「BMSの現在の考えかたと治療、および展望」
 演者:西須 大徳(愛知医科大学 痛みセンター)

〜ねらい〜
ICOP-1の発表により、BMSは「明らかな原因病変がないもの(二次性のものを除外したもの)」と定義されたため、一次性・二次性という言い方をしなくなりました。また、BMSの病態生理については、神経障害性疼痛であるとする説と、中枢性の要因による非器質的疼痛であるとする説があるため、ICOP分類では、BMSを「体性感覚の変化」を伴うものと伴わないものに下位分類して、その解明に役立てることを試みています。セミナーでは、BMSのとらえ方の変遷と、現在の考え方と治療法、またBMSとの鑑別が必要な疾患とその検査法について解説していただきます。


リフレッシャーコース

リフレッシャーコース1 「症例から考える医療面接」

11月20日(土)9:15〜9:55(40分)

 講師:小出 恭代(日本大学松戸歯学部 有床義歯補綴学講座)
 コメンテーター:和嶋 浩一(慶應義塾大学医学部 歯科・口腔外科学教室)


リフレッシャーコース2 「症例から考える鑑別診断」

11月20日(土)10:10〜10:50(40分)

 講師:池田 浩子(静岡市立清水病院 口腔外科/日野市立病院 歯科口腔外科)
 コメンテーター:和嶋 浩一(慶應義塾大学医学部 歯科・口腔外科学教室)


リフレッシャーコース3 「症例から考える筋筋膜痛治療」

11月20日(土)11:20〜12:00(40分)

 講師:臼田  頌(慶應義塾大学医学部 歯科・口腔外科学教室)
 コメンテーター:築山 能大(九州大学 大学院歯学研究院歯科医学教育学分野)


リフレッシャーコース4 「症例から考える神経障害性疼痛の診断と治療」

11月20日(土)14:20〜15:00(40分)

 講師:河端 和音(鶴見大学歯学部 歯科麻酔学講座)
 コメンテーター:大久保昌和(日本大学松戸歯学部 有床義歯補綴学講座)

〜ねらい〜
リフレッシャーコース(以下RC)1〜4は、各講師より、診断、治療において「医療面接」、「鑑別診断」、「筋筋膜痛」、「神経障害性疼痛」のそれぞれにkeyポイントがある症例を提示してもらい、診断、治療におけるkeyポイントの意義と重要性について解説していただきます。聴講者には各症例において自分自身の臨床推論過程と対比して頂きます。そして最後にコメンテーターから症例やKeyポイントに関して、指導医としての視点からコメントをいただき、聴講者の今後の口腔顔面痛の診断、治療に活かして頂く事を目的としています。


日本口腔顔面痛学会/日本顎関節学会合同企画 特別講座

特別講座1 「今さら聞けない口腔顔面痛講座〜非歯原性歯痛〜」

11月21日(日)9:00〜10:00(60分)

 講師:内田 貴之(日本大学松戸歯学部 歯科総合診療学講座)

〜ねらい〜
歯科を受診する患者さんの主訴でもっとも多いのは痛みですが,そのほとんどが歯原性の歯痛です。しかし中には歯が原因ではない,「非歯原性の歯痛」も少なくありません。忙しい臨床で痛みの原因が見つからず困ったことはないでしょうか。
今回は,診断がつきにくい歯原性歯痛と非歯原性歯痛についての診断・治療の概要と,診断がつかない患者さんのスムーズな口腔顔面痛専門医への紹介について解説します。
「今さら聞けない」と思わず,今だから聞いていただき,非歯原性歯痛に対するハードルを少しでも下げていただければ幸いです。


特別講座2 「今さら聞けない顎関節症講座〜顎が痛いという患者が来たらどうするか〜」

11月21日 10:10〜11:10(60分)

 講師:小見山 道(日本大学松戸歯学部 クラウンブリッジ補綴学講座)

〜ねらい〜
歯科を受診する患者さんの主訴でもっとも多いのは歯の痛みですが,顎関節や咀嚼筋の痛みを訴える方も少なくありません。厚生労働省の歯科疾患実態調査では20代女性で15%近くの方が顎関節の痛みを自覚しています。日々の臨床で顎関節症の疑いのある患者さんの対応に困ったことはないでしょうか。現在では、顎関節症は多くの場合、筋のマッサージや開口ストレッチなどの保存的療法で症状を改善させることができることがわかっています(「顎関節症の治療指針2020」(日本顎関節学会のホームページに掲載))。すなわち、非専門医の先生にとっては、むしろ顎関節症の治療を導入しやすくなったといえます。専門医に依頼する前にやれることはたくさんあります。講演では、顎関節症患者にどのように対応したら良いか、是非試みていただきたいこと、などを平易に解説いたします。


ランチョンセミナー

ランチョンセミナー1 「単純疱疹,帯状疱疹診療update」

11月20日(土)12:50〜13:50(60分)

 座長:白濱 茂穂(聖隷三方原病院 皮膚科)
 演者:渡辺 大輔(愛知医科大学 皮膚科)

 協賛:マルホ株式会社


ランチョンセミナー2 「顎関節症におけるパルピーターとグラインドケアの臨床応用」

11月21日(土)11:40〜12:40(60分)

 座長:西山  暁(東京医科歯科大学 大学院医歯学総合研究科 歯科麻酔・口腔顔面痛
          制御学分野)
 講師:小見山 道(日本大学松戸歯学部 クラウンブリッジ補綴学講座)

 協賛:サンスター株式会社


OFP開業臨床医のためのコミュニティ(OCPD)

「 OFP開業臨床医のためのコミュニティ(OCPD)」

11月21日(日)12:50〜14:05(75分)

 司会:木津 真庭(鷹栖歯科)
 司会:池田 浩子(静岡市立清水病院 口腔外科, 日野市立病院 歯科口腔外科)


C-1 「第1部 アンケートの結果報告」
 演者:山崎 英子(宮崎県宮崎市 山崎歯科クリニック)

C-2「第2部 アンケートの結果に対する回答」
 演者:安陪 春菜(愛知県名古屋市りゅう歯科クリニック)

C-3「第3部 口腔顔面痛診療における 関連医療機関連携の模索と構築法について」
 演者:飯沼 英人(北海道札幌市 風の杜歯科)

〜ねらい〜
OFP開業臨床医のためのコミュニティ(OFP Community for Practicing Dentists:OCPD*)は、本学会会員である開業医あるいは所属勤務医の情報交換や親睦の場として2021年に発足いたしました。 日常診療の中において, 口腔顔面痛診療を進めて行くに当たり、苦慮している事項, 症例や関連医療機関連携の模索, 各診療地域における口腔顔面痛診療の啓発、そして経営ベース観点からの口腔顔面痛診療ビジネスモデルの構築などの情報交換/共有を行います。今回は、上記についての事前アンケートの集計/分析結果を報告していただき、続いて 口腔顔面痛診療における関連医療機関連携を構築するに当たり、経験した事項について解説していただき、続いて上記についての事前アンケートの集計/分析結果を報告していただきます。


※OCPD世話人代表:飯沼 英人
 世話人:安陪 春菜, 池田 浩子, 板橋 基雅, 木津 真庭, 長島 郁乃, 山崎 英子
 相談役:和嶋 浩一


市民公開講座

市民公開講座「お口の粘膜に痛みを生じる病気 〜舌がん?舌痛症?〜」

11月20日(土)12:45〜13:45(60分)

 座長:本間 義章(静岡市清水歯科医師会)
 演者:高森 康次(静岡市立清水病院 口腔外科)
 演者:池田 浩子(静岡市立清水病院 口腔外科)

 後援:日本痛み財団






大会事務局 静岡市立清水病院 口腔外科
 
〒424-8636 静岡県静岡市清水区宮加三1231 FAX:054-334-1173 E-mail:jsopmeeting@shimizuhospital.com

運営事務局代行 株式会社 アシステ・ジャパン 担当 江川 正幸
 
〒162-0065 東京都新宿区住吉町11-20 マノア大栄1F TEL:03-3355-7301 FAX:03-3355-1732 E-mail:ofp2021@assiste-j.com
Copyright 2021 The 26th Annual Meeting of Japanese Society of Orofacial Pain