大会長からのご挨拶
会員の皆様におかれましては、コロナ感染が猛威を振るって約一年、首都圏に非常事態宣言が発令されるさなか、多くの患者さんのリハビリテーション医療に献身的に取り組まれていることと思います。心から敬意を表し、深謝申し上げます。
このような危機的な状況ではございますが、このような状況だからこそ、リハビリテーション医学の発展、進歩に猶予はありません。ウイズコロナ下で、我々が発信していかなくてはならないメッセージは、徹底した感染予防対策の普及、ソシアルディスタンスを踏まえたロボットの活用や、オンラインリハビリテーション診療など、多くの分野に及びます。
現在、埼玉医科大学国際医療センター運動呼吸器リハビリテーション科では総力を挙げて、第75回日本リハビリテーション医学会関東地方会の準備を進めております。日本リハビリテーション医学会関東地方会の会員数は、3000名を超え、全国の会員数の30%を占めています。
いまこそ、会員の皆様の智恵を結集し、リハビリテーション医療がこのコロナ感染下にでも対応できる新しいシステムを構築しましょう。そして、この学会がその一助となればと思い、準備を進めて参ります。
是非、皆様のご協力をいただけますよう、お願い申し上げます。
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